![]() ![]() ![]() ピントと絞りで説明した絞りも レンズに入る光を調節するための機能です。シャッターの場合、長い間押すことによって オーロラの光をより写真に映し出すことができます。しかし、長く押すことによる 弊害もあります。 右図は、夜間に、フラッシュを使わないで、動いている車をシャッタースピードを長くして撮影したものです。 暗い被写体の車自体、フラッシュを使わなくても写し出されていますが、被写体に動きがあるため、残像が移ってしまっています。 オーロラは、風に揺れているカーテンのように、ユラユラと動いていることが多いため、 シャッタースピードが長いと、写真のような残像写真になってしまう可能性があります。 ただ、シャッタースピードが短いと、絞りを開放(*)しても 肉眼でみたオーロラの明るさを十分に写真に写し出せないことがあります。 つまり、シャッタースピードは、カメラの調節の中で一番工夫が必要なのです。 ![]() ![]() シャッタースピードが長いということは、シャッターを押しつづける時間が長いということです。 オーロラの明るさ・動きの速さは、いつも変わります。よって、明るく・残像のない写真をとるためには、シャッターを 押しつづける時間(シャッタースピード)をオーロラの明るさ・動きの速さによって変えなくてはなりません。 基準となるシャッタースピードを参考に、調節してみましょう。何枚か撮影すれば、中には、ドンピシャ!の シャッタースピードが見つかります。 動きが、あまりないオーロラの場合は、残像を気にしなくていいので、長い時間シャッターを押しつづけたほうが いいでしょう。
次の手ブレ写真の防止を必ず読んでくださいね。 |